SANYO DENKI(山洋電気) JAPAN

技術職

西窪 健太

試行錯誤の日々が, 未来をつくる

西窪 健太

クーリングシステム事業部 設計部

2012年入社

山洋電気が誇る最高品質のクーリングシステム。西窪はその回路設計を担当している。営業から依頼された,あるカスタマイズ案件。目指すのは,デューティを変えてファンの回転数を制御できるPWMコントロール機能付きの冷却ファンだ。納品までに与えられた期間は,わずか10日間だった。

依頼通りに作ったはずの仕様書は,お客さまの要望を満たすものではなかった。すぐに客先へ飛び,顔を突き合わせてお客さまと話し合った。「デューティ0%でファン停止,起動電流値をもっと下げて欲しい」それが本当のゴールだった。設計の立場である自分ももっとお客さまの声を拾おうとしていれば…。防げたタイムロス。悔しかった。けれど,立ち止まる暇はない。

翌日から試行錯誤の日々が始まった。希望どおりのPWMコントロールを目指すため,またギリギリまで電流値を下げるため抵抗値を変える。これ以上電流値を下げるとファンが起動しなくなってしまう…。
お客さまの要望に応えたい気持ちと,技術屋としてのプライドがせめぎ合う。実験は計算値どおりには進まない。抵抗値を次々と変え,最適なバランスを探る日々が続いた。1週間かけてようやく見つけた着地点。試作後,「短い時間でよくやってくれた。ありがとう」お客さまのその言葉が,今も忘れられない。お客さまだけでなく,自分も満足できる製品をつくりたい。信頼されるエンジニアになりたい。吸収すべきことはたくさんある。西窪の挑戦は,まだ始まったばかりだ。